悪質アプリの見分け方10選！出会えない出会い系アプリの特徴はコレだ！

今日も出会い系のサクラと悪戦苦闘している皆様、御機嫌よう。毎度おなじみ悪徳出会い系抹殺代行ヒットマンのゴルゴ31だ。

この日本という国には、信じられないぐらいの量の悪質出会い系サイトがはびこっている。

それも、日々どんどん増え続けているという。

日本での総被害額も右肩上がりに上がっていっているという。

2016年の総被害額はなんと約４兆８千億円。（ＳＮＳトラブル相談が最多　出会い系サイトなど -日本経済新聞より）

１つのサイトで5000万円もの金を騙されたという男性もいるほどだ。（「サクラにだまされた」出会い系サイトに5000万円、被害の60代男性が怒りの提訴-ITメディアニュースより）

近年はスマホの普及で、アプリのおかげで少し昔では考えられないほど便利な時代になった。

しかし、スマホが普及したからこそ、スマホの使い方に慣れていない層を狙った悪質なアプリが急増している。

出会い系アプリなんかは特に、情報弱者を狙った悪意のあるアプリが日々量産されている。

俺はそういう人を騙すような商売で金を儲けている悪質出会い系運営に心底怒りを感じている。

一人でも多くの犠牲者をなくすために、悪質出会い系アプリを見分ける方法を紹介していく。

今回はiOSでのアプリインストール画面を使って説明するが、androidのアプリでも見分け方は同じだ。

悪質出会い系アプリは決まった法則性があるため、少しの特徴を知れば簡単に見分けることができるようになる。

悪質出会い系アプリインストール前に分かる悪質アプリの５つの特徴

では、早速悪質アプリの特徴を語っていく。

１．口コミレビューが異様に偏っている

悪質アプリの評価レビューは、良い評価が異様に高いのが特徴だ。

上に載せたレビューはとある悪質アプリの口コミレビューなのだが、一目瞭然で星５の評価が異様に多いことが見て取れる。

これはハッキリと断言するが、星５の評価が90%を超えることはどんな優良アプリでも有り得ない。

たいていがサクラによる投稿か、アプリ内で「星５の評価をしていただいたら無料ポイントプレゼント」と称したヤラセの投稿なのだ。

大抵が「よかった」「マジで出会える！」「人生変わりました！」等の胡散臭いコメントばかりで埋め尽くされているのが特徴で、システムや内容のことには一切触れていない。

そもそもアプリのレビューを投稿する人なんて、「慈善精神の強い人」か「クレームを入れる人」のどちらかであって、こんなに良い評価が続出することは消費者心理としてありえないのだ。

下の画像が優良アプリであるPCMAXのレビュー評価なのだが、良い評価も悪い評価も点在している。

このぐらい評価がバラけているほうが信用に足るアプリだということを覚えておこう。

２．販売元が会社名ではなく個人名や○○運営局になっている

アプリをインストールする前に、販売元の名前を見てみよう。

販売元の名前が個人名だったり、会社名でなく「○○運営局」等の名前である場合は、100%悪質出会い系アプリだと考えて良い。例外はほぼない。

また、個人名や○○運営局と記載しているアプリの販売元所在地は、デタラメで適当な住所を入力していることが多い。

対して優良アプリは、企業として健全な運営をしているので、販売元はしっかり企業名で登記している。

優良アプリ「ハッピーメール」の例（株式会社アイベック）

３．完全無料を謳っている

「完全無料で出会える」を謳っているところは100%悪質アプリだ。

タダより怖いものはない。

完全無料のアプリの中身は、メールアドレスや個人情報を抜き取ることが目的であったり、他の高額悪質アプリへの誘導が目的だったりする。

４．相場以上の高価格

利用料金が相場よりもかなり割高ではないかを確認しよう。

料金の相場が分からないという方は、そのアプリのメッセージ送信の料金を見てみよう。

以下の表が老舗の優良アプリのメッセージ送信相場だ。

悪質アプリは、これを大きく上回る料金設定であることが多い。

悪質アプリで一番多いメッセージ送信の料金帯は、１通あたり200円～350円だ。

１つの指標として、１通あたり80円を超えるアプリは全て悪質だと考えていい。

５．利用規約の禁止事項に「出会い禁止」と書かれている

悪質アプリの利用規約には、出会い系を謳っておきながら、ほぼ必ず「異性交際を目的とした利用の禁止」と規約の禁止事項に小さく書かれている。

なぜこのようなことになるかというと、出会い系アプリおよび出会い系サイトを運営する際には、本来「インターネット異性紹介事業届」というものを国に提出しなければならない。

健全な運営をしている企業は、販売するアプリに必ずそれを記載している。
（優良アプリ「ミントC!Jメール」の例）

インターネット異性紹介事業の届出がしっかりなされているかは、インストール前に必ず確認しよう。

反面、悪質アプリは当然マトモな運営をする気なんかサラサラないので、そんなものは提出しない。

そのため、表面上では「出会い系」を謳っていても、規約には「出会い禁止」という予防線を記載して、法律のグレーゾーンを掻い潜っているのだ。

万が一インターネット異性紹介事業届出を提出をしていないにも関わらず、男女がその媒体を使って出会ってしまえば、当然販売元の団体が法律違反で逮捕されてしまう。

と、いうことは。

悪質アプリの運営は、アプリを通して出会われたら困るのだ。

そういうわけで、悪質アプリの運営は大量にサクラを雇って、絶対に出会えない仕組みを作り、情報弱者の男性ユーザーを狙ってメッセージをやり取りすることで莫大な利益を得る、という商売方法なのだ。

悪質出会い系アプリインストール後に分かる悪質アプリの５つの特徴

１．年齢確認が存在しない

まずインストールした後は登録画面に行き着くはずだが、その際に年齢確認が存在しないアプリは即削除しよう。

（優良アプリ「ワクワクメール」の年齢確認画面）

インターネット異性紹介事業を届けている真っ当なアプリでは、身分証を利用した年齢確認が義務付けられている。

つまり、年齢確認の存在しないアプリは出会えない悪質アプリで確定ということだ。

悪質アプリの紹介画面では「面倒な年齢確認不要！」なんて書かれていることがあるが、とんでもない。

ウチは出会えないという事を自ら明言しているようなものだ。

２．適当なプロフにして放置してもメッセージが届きまくる

まずプロフィール名を「あ」だったり、顔の写っていない適当なプロフィール画像にして１日放置してみよう。

プロフィールが適当にも関わらずサクラから大量のメッセージが届いたら、それはもう悪質アプリである可能性が非常に高い。

３．相手がやたら会いたがってくる

やりとりする相手全てが不自然なほど会いたがってくる場合は、サクラばかりの出会えない悪質アプリである可能性が高い。

こちらが何も言っていないのに「LINE交換しよう」「会おう」と言ってくる相手は絶対に信用してはいけない。

４．よく見ると会話が成立していない

悪質出会い系アプリのサクラは、ほとんどが自動返信や定型文によって送られてくる。

そのため、よく見ると会話が成立していないという場合が多く存在する。

これをよく見てほしいのだが、こちらは意味不明なメッセージを送っているにも関わらず、自動返信によってあたかも会話が成立しているように見せかけようとしているのがわかる。

例えばこの場合、
サクラ「LINE交換できますか？」
→ユーザー「はい」
→サクラ「これが私のIDです」

こういう流れを先読みしてのプログラムだ。

補足だが実際に送られてきた画像はこれだった。

「LINEのQR送ったから見てね」と言って画像閲覧のポイントを使わせて、わざと別の画像を送り「見れなかった？運営に消されちゃったみたい…」というコスい手を使ってくるパターンも多い。

５．アプリ運営が高評価のレビューを促してくる

ある程度使っていると、たいてい「星５のレビューを書いていただくと1,000円分のポイントプレゼント！」等の、ユーザーにとって有利な条件を提示して高評価レビュー画面に誘導された場合は、100%クロだと思っていい。

これを真に受けて高評価レビューを書いてしまってはいけない。

最初に書いた「異常にレビューが高評価」の正体は、サクラの書き込み＋こういったヤラセのレビューなのだ。

悪質アプリなんかに協力して、次なる犠牲者を増やしてはならない。

まとめ

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