「こないだのアポのアジェンダだけどあれセミナー入ったからリスケでいい?」
わたし「は?」
意識高い系の人は、やたらカタカナ語を使ったりで鬱陶しいんですが、あれ、ぶっちゃけ痛いだけなのでやめたほうがいいと思うんです。
あなたの周りにいませんか?鬱陶しい意識高い系。
今日はそんな意識高い系の特徴を分析してみました。
意識高い系とは
意識高い系(いしきたかいけい)とは、自分を過剰に演出(いわゆる「大言壮語」)するが中身が伴っていない若者、前向き過ぎて空回りしている若者、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称である。
引用元:意識高い系-Wikipedia
自己陶酔の極み。傍から見ると、結構馬鹿っぽい。
つまり口先だけ立派な痛い人のことです。
主にSNSの世界に多く、特にFacebookを利用している若い学生に分布しています。
口では大きいことを言いつつも、実際には大した行動をしてない人が多いです。
意識が高いことが悪いんじゃない、行動が伴わないから「系」と揶揄されるんです。
この記事ではそんな意識高い系の特徴を上げていきます。
もし自分が同じことをしていたら痛いヤツと思われている可能性が大なので要注意ですよ!
意識高い系の特徴
1.プロフィールを盛りがち
意識高い系のやたらプロフィールを盛る習性があります。
「ウソではないんだけどそこまで盛る!?」というプロフィールにしているSNSユーザーがいれば、そいつはまさしく意識高い系です。
気をつけてください。
例:
アカウント名:伊敷高助@夢は起業
プロフィール:インターン/学生団体/夢は起業/ビジネス書/ベンチャー/コンサル/ボランティア/留学/パラダイム/一度きりの人生/挑戦する者にのみ未来は拓かれる/インフルエンサーになる
文字面だけ見るとなんかスゴそうですよね。
でも、実際に会ってみると口先ばかりで言葉が薄っぺらかったりします。
2.やたらカタカナ語を使う
コミット(宣言)スキーム(計画)パラダイム(枠組み)アポイント(会う約束)リスケジュール(予定変更)…
「日本語でよくない?」というようなカタカナ語を多用する特徴があります。
これをネタにしたものとして、ある企業の社長挨拶があります。
▼とある企業の社長あいさつ▼
LIGにおけるリアルとは?
それは限りなくフリーダムでアジャイル、そしてイノベーティブなものだと考えています。シュリンクされたバジェットをどのようなスキームで獲得していくのか、そのオポチュニティマネージメントこそが鍵です。挑戦を続ける事によりPDCAを回し、常にイニシアチブを取りながらインタラクティブに物事を考え、オーソライズしていく。LIGのリアルとはそういった想いの先にあるものなのです。ジャストアイデアですが。
これは株式会社LIGというコンテンツ制作会社の旧社長が、
意識高い系の話し方をネタにして紹介したジョークの社長あいさつなのですが、ハイレベルな意識高い系は本当にこういう喋りをします。
とにかく意味がわかないんです。
彼ら・彼女らは周りの知らない言葉を多用して、悦に入っているのです。
カタカナ語を多用された時に、「それどういう意味?」と聞き返した時の彼らの表情を見てみてください。
「え?イマドキそんな言葉も知らないの?時代はグローバル化社会だぜ」と言わんばかりの見下したような態度を取られて腹が立ちます。
彼らは周囲の知らない言葉を多用して、自分が頭が良いことを強調したいのでしょうが、
「相手に伝わらない話し方」をするのは頭の悪い人の最大の特徴です。
自ら頭の悪さを露呈させているのです。彼らには親しみを込めて「ルー大柴」と名付け、暖かく見守ってあげましょう。
これに似たような文章で、「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」という構文があります。
これは、有名RPGゲーム「ファイナルファンタジー13」のゲームの紹介文です。
▼パルスのファルシのルシがパージでコクーン▼
コクーンはパルスに浮かぶファルシがクリスタルの力で築いた都市。パルスにはコクーン同様ファルシが存在する。
聖府はコクーンを統治しパルスに関わる物を排除する。クリスタルはコクーン、パルスの両方に存在する。
ファルシはクリスタルを内包しており、人類をパルスから守るためにコクーンを築いた。
外なる異物とは聖府にパージされる
パルスのファルシが生んだコクーンに属さない物。パージとはコクーン市民をパルスへ追放する聖府の政策。
ルシはファルシからビジョンによって伝えられる使命を果たせばクリスタルとなり、果たせないとシ骸になる。
召喚獣はルシを救うために現れる。ビジョンとはファルシがル……
これはネタでも何でも無く、大真面目な公式ゲーム紹介文です。
意識高い系の話し方は、外から聞くとこんな感じで聞こえてるんです。
3.とりあえずセミナー
意識高い系の人たちは、常に何かのセミナーに参加しています
大抵が自己啓発系のセミナーで、毎週のように啓発セミナーに行っては、Facebookで活動報告をしています。
啓発系のセミナーにたくさん参加している割には、自分自身は参加するのみで何も行動に移していなかったりするのが特徴です。
そう、彼らの目的は何かを学ぶためではなく、「啓発セミナーへ行ったことをFacebookに投稿するため」なのです。
SNSを通して人からスゴイと思われたいという承認欲求のみが行動の源なので、薄っぺらさを感じさせ、周囲から嫌悪感を抱かれます。
ちなみにセミナーでは、ウンウンうなずきながらすごい勢いでメモを取る、あるいは周りがメモを取っている中1人でMacbookのメモ機能でメモを打ったりしています。
この種の嫌悪感の原因は、ただ啓発セミナーへ行ってウンウンウンウンウンウンと頷いている姿を連想させる、ある種の宗教臭さなんです。
4.出会いに感謝しまくる
とにかく出会いに感謝。
セミナーに参加しては感謝。インターンへ参加しては感謝。交流会に参加しては感謝。誰に会っても感謝。朝起きて感謝。寝る前に感謝。
とりあえず感謝で成り立っているのが意識高い系の特徴です。
ウ○コする時ですら感謝してそうですね。一日何回感謝すれば気が済むのでしょうか。
あまりにも感謝しすぎて、その感謝の重みがとても軽々しく見えてしまうため、この感謝タイプの意識高い系は敬遠されます。
5.ことあるごとに日本を嘆く
「はぁ~ぁ、これだから日本は。海外住みたぁ~い(笑)」が口ぐせのタイプです。
一度何かしらの機会で海外へ行った意識高い系がこれに進化するパターンが多いです。
男性ではバッグパッカーを目指して世界を旅したがり、
女性では外国人的ファッションに身を包み、自身を外国人だと勘違いし出します。
本当に酷い場合は突然英語で質問され、「あっ、今日本語喋ってる気でいた~(笑)」なんて言い出します。(実体験)
しかもその言い草もものすごく芝居がかっていて、ものすごく薄ら寒かったりします。
本当の帰国子女はそんなふざけた間違いはしません。
その達観ぶりは、風俗で童貞を捨てた素人童貞が童貞をバカにしている画を見ているようでとても滑稽です。
のめり込めばのめり込むほど悪化するのが、この日本を嘆くタイプの意識高い系です。
ちなみに、毎日海外に行きたがっている投稿をする割に、何年経っても海外には行かないのが特徴です。
数年後思い出した時に枕に顔を埋め足をバタバタさせるほど恥ずかしくなる黒歴史確定案件ですね。
6.人によって態度が変わる
人によってかなり態度が変えるのが意識高い系の特徴です。
基本的に周りにいる大学生をバカにします。
格下だと判断した相手には、遠回しに皮肉でディスったりするので、見ていてとても気分が悪いです。
さらに、その判断基準もかなり稚拙で、
- 英語を話せない
- 啓発セミナーへ行ったことがない
- 学外コミュニティへ参加していない
- 留学経験がない
- 海外に興味がない
- 起業に興味がない
これらの条件を満たせば満たすほど、彼らからの評価は厳しいものになります。
場合によっては鬼の首を取ったかのような勢いで皮肉を言われるので、注意が必要です。
逆に自分よりもこれらの経験が豊富な相手を前にすると、人が変わったようにその人のことを異常に崇拝し始めます。
この縮図こそが宗教の始まりなのです。
7.話を聞かない
意識高い系は、人の話を聞かず、一方的に話し続けます。
彼らはコミュニケーションを履き違えています。
人の話をウンウンウンウンウンと頷いて聞くことだけはいっちょまえなのですが、いざ自分が話す番になるの自分の話や自分の主張だけしかしなかったりします。
企業説明会なんかに行ってみると、意識高い系はすぐに判断できます。
説明者の何でもないう話にウンウンウンウンと頭をブン回してヘッドバンキングしながらモノスゴイ勢いで狂ったようにメモを取っている姿の就活生がいれば、彼らは間違いなく意識高い系です。
筆者はこの現象を「
説明者の「何か質問はありませんか」の質問に対し、彼らは我先にと腕を手指の先まで天へ垂直に伸ばし、鬼の形相で手を挙げアピールしますよね。
そして指された際にかなり的外れな質問をするのが意識高い系の特徴です。
まるで「このりんごは美味しいと思いますか?」の質問に「私は赤いと思います」と答えるようなトンチンカンぶり。
上記の彼らのSNS投稿の目的の話でも話しましたが、アピールをしたいだけなのです。質問をしたいのではないのです。
逆効果ですよね。
8.愛用PCはMacbook
彼らは必ずといっていいほどMacbookを常に携帯しています。
そしてスタバ。とにかくスタバ。
スタバにいる彼らは、普通のメニューでは注文せず、「ツウ」のメニューであるグランデノンファットミルクノンホイップチョコチップバニラクリームフラペチーノを注文し、おもむろにMacbookを開き、クリエイティヴでイノベーションをイシューしたコンプライアンスかつコンセンサスなコミットメントムーヴ的なアレの作業を始めるのです。(意味は知らない)
彼らと待ち合わせをすると十中八九スタバに呼ばれます。
そんな彼らの待ち合わせ場所へ向かうと、当然彼らはドヤ顔でクリエイティヴでイノベーションをイシューしたコンプライ…な作業をしているのですが、ふとMacbookを覗き込んでみると、普通にfacebookをしているだけだったりします。
facebookを見て、facebookをチェックし、facebookをウォッチするだけで何時間も過ごせるのが彼ら意識高い系の特徴です。
何度も言いますが、彼らはMacbookでクリエイティヴでイノベ(略)な作業をしたいのではありません。
Macbookを使っているオレ・ワタシをアピールしたいだけなのです。
9.悪い意味で目がギラついている
もう、慣れたら目を見れば分かるようになります。
目がギラついてます。あんまりよくない意味で。
毎週セミナーへ参加し、海外への憧れを持ち、凡人を見下し、人の話を聞かず、Macbookを携帯し、横文字を多用し、facebookのプロフィールを盛りまくっている彼らの目は、不自然なほどギラついています。
そして、何か質問すればものすごい勢いで自分の夢の話を始めます。
「おはよう」と問いかければ「私の夢は」から話が始まります。
その夢の内容を詳しく根掘り葉掘り聞けば聞くほど、具体的な計画(意識高い系語でグランドデザインという)が欠如していることが露見するので、なかなか面白いです。
10.結局何がしたいの?
そして、結局何がしたいのかが掴めない。
いろんな努力はしているけれども、結局どれもどこか的外れ。
声だけはいっちょまえにデカイのですが、やっていることはあちこち右往左往しており、一貫性に欠けるのです。
彼らは行動力を履き違えて行動してしまっているので、意外と最も企業に必要とされないのがこのタイプです。
まとめ
意識高い系とは…
自分をアピールしすぎて空回りしているほとのこと。基本的に自己陶酔で成り立っている、口先だけの痛い人。
意識高い系の特徴
- プロフィールを盛りがち
- やたらカタカナ語を使う
- とりあえずセミナー
- 出会いに感謝しまくる
- ことあるごとに日本を嘆く
- 人によって態度が変わる
- 話を聞かない
- 愛用PCはMacbook
- 悪い意味で目がギラついている
- 結局何がしたいの?
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今日はそんな意識高い系の特徴を分析してみました。https://t.co/N5dHvlWugi pic.twitter.com/owjA6Va6rj— メルヘンミントちゃん♀フォローくれ (@mintchan_blog) 2017年7月26日